シロヤマクレイは、兵庫県北部・但馬(たじま)地域の中央に位置する養父市(やぶ)の「城山 シロヤマ」で採掘されています。
シロヤマクレイは、太古の湖に堆積した粘土質が、地球の地殻変動により熱水変成し、5600万年を経て岩石となる過程で生成されました。世界に点在する同様の効能を持つ粘土鉱床は、複数の環境条件の調和によってできた貴重な物質です。
クレイは、分子を構成する成分の50%以上がケイ素です。
弊社のケイ素は、無機物では珍しい水溶性シリカ(アモルファスシリカ/ナノサイズ、非晶質)であり、大学による研究で脱共役蛋白UCP1(uncoupling protein 1) の発現が確認されました。このタンパク質はエネルギーを熱として発散させる分子として知られ、肥満・糖尿病に対する治療法開発などの研究が進められています。弊社では、発熱により肌のバリア機能を向上することを目的として、化粧品(石鹸や入浴剤など)にクレイを配合しています。
また、クレイは複数のミネラル元素の集合体です。微量であるため適度にバランスして、吸収されるものと考えられます。このミネラルにより、常在菌のバランスを調えます。